留学とはよその場所、主に海外、に渡ってそこに在留しつつ勉強をする事です。
グローバル化が進む現代では、ほんのひと握りの人間しか行けなかった一昔前の時代と比べてかなり多くの学生が期間を問わず経験するようになり、世界がより身近なものとなっています。
留学は学生一人ひとりの意欲や修めたい学問がキッカケとなる事がほとんどですが、その背景で国が積極的に学生たちの海外進出を推進している事も事実です。
何故学生を世界に出す事が進められているのかというと、まずは語学力を身につけさせたいという理由があります。
国際言語が英語である以上、世界を舞台に国が生き残るには英語を使って対等に外国とつきあっていく必要があります。
国内でも語学力をつける事は可能ですが、やはり実際にネイティブに囲まれながら学ぶ方が生きた語学力が養われるため、国は学生に留学を促しているのです。
二つ目は、海外の文化や価値観を知って国際的な視点を身につけさせるためです。
国が違えば文化も変わり、考え方や価値観も変わってきます。
そうなる事を知らずにいれば、いつまでたっても井の中の蛙で、全く成長しません。
なので、海外へ進出する事で新たな世界を知り、様々な考え方などを理解する事が求められているというわけです。
海外を主とするよその場所に在留して学問を修める事を留学といいます。
一昔前まではそれこそ選ばれたひと握りの人しか行けなかったのですが、国際化がすすむ現代では決して珍しい事ではなくなり、予めカリキュラムにそれを取り込んでいる高校や大学もあるほどです。
しかし、海外留学に憧れていたけれどいざ行くとなると国や学校をなかなか決められない、という事も少なくありません。
そんな時に、国を決める方法は二つあります。
まず一つ目は、何を学びたいかという事をハッキリさせておく事です。
英語を学びたければ英語圏が望ましいですし、ちゃんと英語を教えてくれる授業がある学校が理想的です。
同じように、中国語を学びたければ中国語圏で学ぶのがベストです。
一方で、すでに語学力がある人は自分の専門や興味をメインに国と学校を選んでいく事が理想です。
なぜなら、語学力を養う事をメインにしている環境には物足りなさを感じてしまうかもしれないからです。
二つ目は、その国の文化や価値観に共感できるかあるいは理解に努める事ができるかです。
外国の文化を尊重する事は大切ですが、どうしても合わない場合には学業に支障が出るかもしれません。
無理しない範囲で滞在する事ができる場所を見つける事が最適な留学先を見つけるコツをなるのです。
Last update:2024/6/6